黄連湯(オウレントウ)の紹介(効果とおすすめできる人)

黄連湯というのは生薬である黄連を主な原料とする漢方薬で、飲み薬です。含まれている生薬は黄連だけではなく、桂皮や甘草など合計7種類の生薬が配合されています。このように、漢方薬はいわゆる西洋薬とは異なり、複数の種類の有効成分を配合して複合的な効果、つまり単にいま発生している症状を緩和するだけではなく、体全体にじんわりと作用したり、あるいは副作用を軽減する効果を期待しているのです。
ただし、メインの働きをするのが黄連ですので黄連湯と呼ばれています。液体の飲み薬、つまり煎じ薬が漢方薬としての本来の姿ですが、液体の形では扱いにくいことから、市販薬としてはその煎じ薬のエキスを顆粒や細粒の形にしたものが一般的です。
この黄連湯は種々の胃腸症状に効果があります。基本的には吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などに対して用いられます。比較的体力がある人に適しているとされています。
有効成分としては冒頭にも書いたとおり複合的なものですので、一つだけに絞ることはなかなか難しいのですが、黄連の中に含まれている有効成分としてはベルベリンと呼ばれる化合物であることが分かっています。このベルベリンは単独でも下痢や腹痛に対して効果があることが確かめられています。

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